瀬戸砕石株式会社

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ごあいさつ

  当社は、東北地方の南端に位置する福島県いわき市のさらに南部になります。勿来地区の瀬戸町において砕石業を営み、来年(令和3年)には創立60 周年を迎えることになります。 その間、日本経済の高度成長期を経てバブルの崩壊、それに続く緊縮財政の時代、そしてリーマンショックの影響等、数々の時代の荒波に直面しながらも、一貫して地域の建設産業に不可欠な基礎資材であります各種砕石類を生産し供給してまいりました。長期間にわたり、非常に多くの皆様方に大変お世話になり、支えていただき、今日ここまで来ることができましたことに改めまして深く感謝申し上げます。
  さて、そうした時代環境の変遷のなかでも、最大の出来事は約10年前の東日本大震災でありました。千年に一度と言われる大震災はまさに東日本全体を激震の渦中におき、突如もたらされた災害は計り知れぬものでありました。当社においても、採石場やプラント内における崩落や亀裂等の被害が数多く発生いたしました。しかしながら、市内外の復旧復興の建設工事による需要がひっ迫しており長期間の操業停止は許される状況ではなく、応急措置でフル操業を続け、合間に休日返上で改修工事を行い、それを数年にわたり繰り返すことで砕石業としての役割を遂行し、地域の復旧復興に全力で取り組むことができました。この期間を乗り越えてきたことは、全社員にとって貴重な経験になっております。
  しかしながら近年は、毎年各地で新たな災害が頻発している状況であります。加えて今年は、年初より新型コロナウィルスの感染拡大の問題が日本国中、いや世界中を揺り動かしております。どのような収束を見るのか、今後どのような展開が待っているのか、全く予断が許せない日々が続いております。時代は21世紀に入り20年が経過したわけでありますが、この20年間の教訓として、私は「この先、何が起こるか全く分からない!」ということを切実に感じております。そしてこの多様な変革に柔軟に対応できる適応力こそが、これからの時代に最も求められるものと思われます。 また、少子高齢化が進展するなかで厳しい展開が予想されている日本経済ではありますが、この困難な問題を解決するには地方の活性化が必要不可欠であります。当社も地域経済の一員として皆様の信頼に応えられるよう社員一同力を合わせて、地域社会の発展に微力ながら貢献していく考えであります。今後とも皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2020年11月
代表取締役 木村雅德

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  • 瀬戸砕石株式会社
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